明けましておめでとうございます

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年はロシア文学の領域では新しいことにあまりチャレンジできませんでしたが、ライターとしては新しい展開がありました。

特に、amazarashi初の武道館ライブの模様をレポートできたことはうれしい経験でした。月並みな感想ではありますが、5年前の自分にそう言っても信じてもらえなかったことと思います。

 

「あのamazarashi」が武道館でライブをしたということ。そしてそれを「あの自分」がレポートしたということ。かつて望んでいたものよりも大きい喜びを、しかも二重に味わえたことが、昨年のハイライトでした。

 

すぐ思い出されるのは、2016年に新海誠監督『君の名は。』が歴史的な大ヒットを記録したとき、監督自身が「あの新海の映画が」と驚いていたことです。

 

デビュー当初から私が熱心に追いつづけてきた二人(新海誠とamazarashi)が、こうして立てつづけに「ビッグになる」という現象を目の当たりにし、また月並みな感想ですけれども、とても勇気づけられました。

 

今年は私自身に大きな契機が訪れます。まだお知らせすることはできませんが、「あのヘタレがねえ」と、誰かを勇気づけることができたら、うれしい限りです。

 

 

※「オベリウの作品」にヴァーギノフの長編小説『スヴィストーノフの仕事と日々』の一部抜粋を翻訳紹介しました。ご興味のある方はお読みくださいませ。