日本語文献表にいくつかのタイトルを追加しました。
武田昭文『アカデミヤ・ザーウミの詩人たち』
鈴木正美『どこにもない言葉を求めて』
沼野恭子『夢のありか』
この3つです。いずれもハルムスについての言及はほとんどない(または全くない)ですが、現代の詩人や作家たちを紹介するなかでオベリウに触れています。
これまでは、ハルムスやオベリウの面々を中心的に取りあげた書籍や論考だけを「日本語文献」に挙げていましたが、上記3つのようなテキストも加えることにしました。
こういう「グレーゾーン」のテキストや、あるいは限りなく黒に近いテキストもあるにはあるので、今後も追加することがあるかもしれません。
(私の知らないものもあると思いますので、情報をお寄せくださるとうれしいです。)
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先日の研究報告会では、「物語」を軸に発表しました。
いろいろな制約があったため(時間や私の能力など)「物語」の肯定的な側面・役割について説明することができませんでしたが、私は基本的には(というより全面的に?)「物語」の役割と物語そのものを肯定しています。
プレゼンに趣向を凝らしすぎたせいで、伝えるべき内容がきちんと伝わっていないとなれば本末転倒ですので、PowerPoint等のツールを用いた発表は難しいですね。
また、この報告で言及したハルムスの音楽評はすでに全文訳してあるので、ひょっとしたら近いうちにアップするかもしれません(アップしていないのは、実は純粋に技術的な理由)。
最近、ライターとしてJ-ROCKの音楽評やライブ・レポートを書かせてもらったりしていて(自他ともに認めるエモさの)、急に音楽づいています…